昨年4月に日本への永住と帰化希望を表明していたドナルド・キーンさんの
続報です。

ドナルド・キーン氏 名刺に「鬼怒鳴門」 日本国籍取得「待ちわびていた」
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120309ddm012040160000c.html

=======以下全文です==================
日本文学研究者でコロンビア大名誉教授のドナルド・キーンさん(89)が8日、
日本国籍を取得し、自宅がある東京都北区で記者会見した。
「待ちわびていた知らせ。うれしく思いました」と喜びを語り、
「鬼怒鳴門(キーン・ドナルド)」と書かれた名刺を区からプレゼントされると満面の笑みを見せた。

言葉遊びが好きで、自分の名と音が似ている「鬼怒川」と「鳴門」から漢字を当てた。
戸籍名は片仮名で「キーン・ドナルド」とするという。

 国籍取得のきっかけにもなった東日本大震災から1年を迎えようとしていることについて、
キーンさんは「震災直後は日本人は力を合わせていると思ったが、現在はそうではない。
街は明るく、必要のない看板も多い。自らを犠牲にするということを考えていない。
(復興のため)やるべきことはたくさんある」と語気を強めた。

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あら、帰化されたと思ったら、結構手厳しいですね。

帰化した人は官報に載りますが、確かに8日付の官報の告示欄に
「法務省告示第89号」の筆頭にドナルド・キーンさんのお名前があります。
(他に同日帰化された方々のお名前もあります)

ただ、官報からでは、功労者に対する大帰化なのかはわからず、
国会承認を経ているかどうかの調べ方も、今時間がなく
探している余裕がありません。
ということで本日はここまで。

ポイント制から考えてみる

ポイント制について書いたのはもう1か月も前。
更新が滞っております。

その後、具体的にポイントを計算してみると、
日本に留学、そのまま日本で就職する、という人で
計算してみると、恩恵を受けられるレベルにはならないため
大部分の人には無縁のシステムではあります。

そもそも、就労分野の各在留資格についての
従来からのハードル(要件)はきちんと超えた上で
の話ですから、本人自身が入国できない状況では
お話にらない・・・・・ということです。
(残念ですが)

どこの国も、基本的には日本で言われるような「高度人材」を
求めているとは思いますが、そういう人々というのは、
高度な教育が受けられ、その能力が生かせる場で能力を
磨くという境遇に恵まれてきたという結果でもあります。
その境遇を作っている国・地域が日本以外にあったということ。

日本の昨今の教育の在り方と、そのあとの労働環境について
漠然とですが思いをはせると、日本も今後そういう人材を輩出し続けられるのか、
そしてそういう人たちが日本で頑張ろうと思える国であるのか(orいられるのか)
考えさせられます。