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改正入管法が成立~高度専門職

この一つ前の記事で入管法改正案が3月に提出されたと書いておりましたが、
その後、5月末から6月初旬の間にやっと国会衆参両院の法務委員会で審議されて
6月11日に参議院本会議で可決・成立しました。

この審議の様子をネットを通して見ておりました。
国会のどちらでも、現在の高度人材ポイント制が新しく「高度専門職1、2」という在留資格に
変わることに質問が多く集中していたと思います。

法律が可決された時のニュースは「3年で永住権」という見出しがつきました。

新聞だけを読むと、3年で永住がとれるのか?と思いますが
余り正確ではありません。

今までの制度では、高度な技術などを持つ分野、学歴、収入、受賞歴などを
基準に照らし合わせてポイントを計算し、全体で70点以上あれば
「特定活動」の在留資格に変更ができ、
4年半経った時点で永住の申請ができるとか
家事使用人が雇える、親に子育て支援のために来てもらえる、など
特典がありました。

今考えてみればこれは「試行段階」で、
今回は法律改正によって「特定活動」の扱いではなく
「高度専門職」という独立した新しい在留資格を作ったのです。

そして、まず指定されたレベルを達成している人にはまず「高度専門職1号」を出し、
3年経って、ビザがとれた時の仕事が順調に続いており、
犯罪歴がなく入管の手続きをきちんとおこなっていれば
ビザの期限がない「高度専門職2号」に変更することができるという仕組みです。

ただ、従来の「永住者」と今回の新しい「高度専門職2号」には違いがあります。
「永住者」はとってしまえば仕事内容がなんであってもかまいません。
例えば「永住者」がとれた後に運悪くリストラされてしまったとしても
ビザがなくなることはありません。

それに対して「高度専門職2号」は更新は必要ないものの
元々1号が出た時と同じ分野の仕事を続けていく必要があります。

これだけだと、「高度専門職2号」は、単に「期限なしのビザ」を
早く取れるだけなの?と思いますが、
高度専門職2号では、高度人材ポイント制にあった
特典が継続するようで、そこが違う所のようです。

この「高度専門職」に該当する人で、日本にずっと住みたい方は、
いつお子さんを持つか、母国のお父さんお母さんを呼び寄せるタイミングなど、
ご自分のライフスタイルに合わせて「高度専門職2号」を暫くつづけ、
その特典が必要でなくなったら「永住者」に変更することを
考えるのもよいかな、と思います。

この新しい入管法の施行は来年4月1日です。
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