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スコットランドの独立を問う住民投票

今日は、スコットランドで独立の是非を問う住民投票の日です。「日本時間の午後3時から始まる」とのことでしたので、これを書いている今、投票が進んでいると思います。
スコットランドには何も縁がない私ですが、自分の住んでいる地域が独立するかどうかに投票をする時の気持ちとはどんなものかと想像してみたりします。

かつてどれぐらいの「独立国」がきちんと「投票」という手段で独立したのでしょう。
今年、クリミアが一旦ウクライナから投票を経て独立した上でロシアに併合されましたが、クリミアの議会とロシア政府とつながりや根回しがあったようですし、投票の時点で武装勢力が入り込んで、おそらく落ちついて自分の意思を投票で表明できなかった人もいたのではないかと思います。

直前の世論調査では、独立に賛成が48%、反対が52%と反対がややリードしているとのこと。昨日ラジオで聴いた所では、ある日本の学者が「世論調査では、実際の投票よりも、独立する意向が強く出やすいと思われる」と言っていたので、そこからすれば、独立反対が実際の投票では多くなるということになるでしょう。

ラジオ番組で、日本在住のスコットランド人二人が電話インタビューに答えていました。二人とも自分はブリテン人というよりもスコットランド人だという意識は持っていますが、賛成・反対が割れるのは経済への予想の違いでした。私は民族意識の強さで決まるかと思っていたので、スコットランド人としての意識は強いがブリテンにとどまってもいいというのは意外でした。ただよく考えれば、ブリテンはスコットランドを事実上の単なる少数民族として弾圧するというような国ではない、ということなのかもしれません。ブリテンは「連合王国」で、それぞれの自治の度合いが強いのかもしれませんし。

その中の一人が、日本在住者らしい不安を口にしていたのが印象的でした。その人は日本で永住者のビザを持っているけれど、もしスコットランドが独立して、自分の国籍がUKからスコットランドに変わったら、永住者のビザはどうなるのか?というものです。

この点、入管法で見るべきは、「在留資格・永住者が取り消されることがあるか?」という所です。永住者に限らず、在留資格の取り消しは法律に書かれており、永住者にも関係してきます。ただ、そこにはビザの審査の際の虚偽などの不正行為やその他刑法犯罪を犯した場合などの規定はあるものの、国籍変更によって取り消されるという事は記載されていないため、国籍変更のために永住ビザがなくなってしまう、ということはまずないと考えられます。

そして、その他の就労系や配偶者などの中長期のビザを持っている人も、国籍が変わったことで更新ができなくなるということはないと思います。可能性として注意すべきなのは、短期のビザで何回も来ている人かもしれません。ビザは海外にある日本大使館・領事館の判断で出されますが、その審査には外交関係も関わってきますので、独立スコットランドが日本と外交的に問題があったりすれば、ビザが発行されない要因になる可能性はあると思います。また、査証免除に関してもどうするか日本とスコットランドで協議した上で決まると思います。

投票は日本時間の19日午前6時に締め切られ即日開票、19日午後には大勢が判明する見通しだそうです。

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