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蓮舫さんの二重国籍問題

蓮舫氏の「二重国籍疑惑」が話題になっています。

二重国籍で、最後には「台湾側の国籍離脱をしたのか?」ばかりが
クローズアップされていると思います。

この問題が取りざたされた発端は、アゴラというサイトの元通産官僚の八幡さんの記事かと思います。
アゴラを見ると、この問題について八幡さんは何本も記事を書いています。

一方で、ネット記事の中には、真摯に日本の国籍法条文を読み込んで書かれたものもあります。
ラジオで奥平安弘さん、近藤敦さん(両者とも国籍法に詳しい「憲法学者」)が解説するのも聞きました。

Amazon.co.jpで国籍法についての本を探すと、専門的に書いている人は案外少ないことに気づかされます。
国籍法自体の条文はそれほど多くなく、数年前に、国際カップルで未婚のまま子どもが生まれた場合の日本国籍について最高裁で結果が出て改正された以外は、頻繁に改正されたことがないからかもしれません。

蓮舫氏については、ご本人が二重国籍かということと、
国会議員や大臣の役目を果たすのに問題がないのかという2段階の問題だと思います。
報道は最初から「二重国籍であってはだめ」という前提で進んでいるように感じます。

私が気になっていたのは、以下の2点でした。

①本人が日本の国籍法が求める国籍選択をした場合、外国の国籍を離脱する努力義務はあるといっても、
実際できない場合、日本はどう考えるのか。
  
②日本が認める政府は中華人民共和国なので蓮舫さんの二重国籍の整理の時には共和国側の法律を適用する
と法務省が言ったという報道。

→ラジオで学者は「努力義務は罰則がないので、蓮舫さんが台湾側の国籍を事実上まだ持っているとしても法違反はしていない」とか「国籍取得→国籍選択の場合はそもそも帰化申請したのとは違うので義務そのものがない」と述べていました。
 そうそう、以前重国籍関係の本を読んだ時に、「自ら帰化して」二重国籍になる事と、「出生で」二重国籍になることは
かなり区別されて論じられていた気がします。

①について、すっきりとした答えは今のところ私の中で出ていませんが、
世界を見た場合、国籍離脱というのが(日本のように)比較的容易にできる国ばかりではありません。
大統領の署名や国会手続きを必要とするところもあり、手続きは法律に書いてあっても
実際にはほぼ不可能という国もあると聞いていますので、
努力をしてできるところが限界なのだろうと思います。

②については『国籍・帰化に関する実務相談(渉外身分関係実務研究会)』をめくると
「日本が承認しているのは中華人民共和国政府なので、共和国の法の通りに」と書いてある所はあって、
法務省見解として今回一旦報道されたものと一致しているのですが、
この本でのケースは、「中国大陸で大戦の前に中国人男性と日本人女性が結婚、
ひとり目を出産した後、国家が中華民国→中華人民共和国と変わり、
ふたり目を出産……この場合二人の子どもの国籍はどこになる?」というもので、
家族のいる場所がずっと中国大陸であるということもあり、
そういう適用をしても余り無理のない結論になっているなあというものでした。

戦争に前後して日本列島に暮らし続けた中華民国の人たちは、日本国籍を与えられたり
はく奪されたり、どっちの中国の国籍を取るのか?と国籍を選ばされたりしていますから、
そこで中華民国を選んだ人に対して、「共和国の法を適用します」というのも
筋としておかしい話になります。

国際私法の本をめくると、「未承認国法」についてどう扱うか?のコーナーがあり、
中華民国や朝鮮民主主義人民共和国のような「分裂国家」が
絡むと思われる当事者がいる場合どう処理するかが書かれています。

国際私法は国を跨ぐ私法関係について、もっとも密接な関係を有する法律を適用するのが一般的で、
日本での判例もこれを支持しているとあります。
一時期報道された、法務省見解について、上述した元官僚の八幡さんが持つ違和感は正しいということになると思いますが、
ラジオで専門家として発言した奥平先生は、この報道された法務省の考え方は公式見解であると言っていたと思います。
外交問題が絡む所のようでもあり、これからも注意してみて行きたいところです。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

年末年始の営業について

この冬は暖冬のようですね。と思っていると、ここ数日はかえって寒さを感じます。

いつの間にか年の瀬になっておりました。

年末年始は 12月29日(火)から1月3日(日)までお休みさせていただきます。

新年は1月4日より営業致します。

今年もどうもありがとうございました。
また来年も、皆様の快適な生活、安心のお手伝いができるよう精進してまいります。
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